フォーシーズンズ大手町でアフタヌーンティーをして感じた「空間の設計」

フォーシーズンズ大手町でアフタヌーンティーをして感じた「空間の設計」

今日は大手町駅近くにあるフォーシーズンズホテル大手町のカフェラウンジ「The Lounge」に行ってきました。滞在時間はそこまで長くなかったのですが、改めて「良い空間だな」と感じることが多く、少し記録しておこうと思います。

撮影した映像で、コンセプトムービーを制作しましたので、こちらもご覧ください。

1.天井の高さが生む、都市の中の開放感

ホテルラウンジではよくある設計ではありますが、フォーシーズンズ大手町は大手町という都心のど真ん中にもかかわらず、かなり大胆に空間を取っています。

天井まで伸びるガラス窓があり、光が入る。 それによって「都市の中にいながら、空間が広がる感覚」があるんですよね。

本文画像
本文画像

僕はこういう縦方向に広い空間設計がとても好きです。 建築としてのデザイン性も感じられて、単なるカフェ以上の体験になります。

2.フォーシーズンズ特有の「国際色」

もう一つ感じるのが、客層の国際性です。

他にもホテルラウンジはいろいろ行っています。

・アマン・シャングリ・ラ

・ウェスティン

・セルリアンタワー etc...

その中でもフォーシーズンズは、特に人種の幅が広い印象があります。

欧米系の方だけではなく、アフリカ系の方なども多く、かなり多様なバックグラウンドの人がいる空間。

スタッフ側も英語対応だけではなく、いろんな文化に慣れている感じがあり、ホテル全体としてグローバルな空気があります。

この「国際色の豊かさ」は、フォーシーズンズの魅力の一つだと思っています。

3.日本の地域性を活かしたドリンク

今回アフタヌーンティーをいただいたのですが、メニューにもフォーシーズンズの特徴が出ていると感じました。

フォーシーズンズは、その土地の文化や素材を活かすことで知られています。

今回も

・日本の煎茶

・日本の素材を使ったハーブティー

などが用意されていました。

僕はコーヒーをあまり多く飲めません。

カフェインを多く取ると頭痛が出るので、アフタヌーンティーではハーブティーを選ぶことが多いのですが、種類が豊富なのはとても嬉しいポイントです。

しかも、日本人の我々でも普段飲まないようなものまで置いてある。

その中で個人的に面白かったのが、「黒文字(くろもじ)」のハーブティーです。

黒文字は、日本原産の植物で、香料や高級エッセンシャルオイルの原料として使われるもの。 実は、私はこの植物にはちょっと縁があります。

4.商社時代に関わった「黒文字」

私は、新卒で双日という商社に入社して勤めていました。

双日にて新規事業として「香り」に関する新規事業を提案してプロジェクトを率いていたときがあり、その中で投資先として関わった植物の一つが黒文字でした。

香料の原料としても非常に価値が高く、日本原産であることもあって、当時は自分の取り組みが日経新聞にも取り上げられられたりしました。

双日、福島県南会津町で香りに魅力を持つ日本古来の香木「クロモジ」の栽培を開始|ニュースルーム|双日株式会社

双日(そうじつ)のニュースルーム「双日、福島県南会津町で香りに魅力を持つ日本古来の香木「クロモジ」の栽培を開始」をご案内しています。双日は、自動車、航空機、インフラ、エネルギー、金属資源、化学、リテールなどの分野で、多様なビジネスをグローバルに展開し、事業や人材を創造し続ける総合商社です。

www.sojitz.com

そんな黒文字を、フォーシーズンズではいつもハーブティーとしてメニューに出しています。

もちろんネットで探せばありますが、普通のスーパーではまず見かけない。

だからこそ、こういう場所で出会うと少し嬉しくなります。

特に海外の方にとっては、 「日本に来たからこそ体験できる味」になっていると思います。

こういう土地の文化をちゃんと体験に落とし込む設計は、さすがフォーシーズンズだなと感じました。

5.季節感のあるメニュー

フードの方も、とてもデザインが綺麗でした。

今回は春が近い時期ということもあり、桜をテーマにしたメニューが用意されていました。

見た目も華やかで、季節を感じる構成。

本文画像
本文画像

味ももちろん良かったです。

6.ロビーのデザインがとても好き

個人的にすごく好きなのが、ホテルのロビーエントランスです。

フォーシーズンズ大手町は、

・広い空間の中央に植物を配置

・季節の花をアレンジメント

というデザインになっています。

本文画像

今回は桜でしたが、季節ごとに変わるようで、 次の季節にはまた違う植物が置かれるんだろうなと思います。

さらに天井のデザインも特徴的です。

僕は建築に詳しいわけではないのですが、 お寺の天井に龍が描かれているような空間に感じる、荘厳さや威厳を感じます。

本文画像

おそらく、日本の雰囲気を意識したデザインなのだろうなあと思います。

7.空間そのものが体験になる

サービスについては、いわゆる高級ホテルとしてしっかりしたホスピタリティでした。

ただ、ものすごく特別な演出というよりは、安定感のあるサービスという印象。

それよりも僕が強く感じたのは、やはり空間そのものの完成度の高さです。

・天井の高さ

・ガラス窓

・季節の花

・国際色豊かな客層

・日本の素材を活かしたメニュー

本文画像
本文画像

こういう要素が組み合わさることで、 ただお茶をするだけではなく「場所の体験」になっている。

また別のフォーシーズンズにも行って、 違いを見てみたいなと思いました。

Post一覧に戻る